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かごしま水族館では屋外でマンボウを飼育しており、マンボウにとって水温が高くなった頃に海へと放流する。
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そのマンボウに行動記録計とビデオカメラ、体温計を装着してより温かい環境での体温の変化を調べた。
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鉢クラゲ類をかじって食べる様子が記録された。
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暑い海面においてもマンボウの体温の上昇する速さは上記の体温回復の時と同等だった。
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一方、マンボウの体温の低下する速さは上記の深場に留まる間よりずっと速かった。
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体温を回復するのにかかる時間を短縮するのではなく、深場での体温の低下を遅らせることで餌場に滞在できる時間を長くしていることが示唆された。